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遅い時間の食事はなぜ悪い?

現代の日本人は仕事の影響で食事を摂る時間が遅くなっています。

遅い時間に食事を摂るのはよくないと、聞いたことはあると思いますが、

なぜいけないのかを今回は知っていきましょう。

 

夜遅くに食事をすると体によくない理由は主に3つあります。

1.食後は活動量が少ないため消費エネルギー量が少なく、食べたものがエネルギーとして蓄積されやすい。

2.食後消化吸収される際に消費されるエネルギー(DIT:食事誘導性熱産生)が夜は低いため、太りやすい。

3.脂肪蓄積の司令塔の役割をする遺伝子の1つであるBMAL-1(ビーマルワン)は、21時から午前2時に最も多くなるため、同じものを食べても21時以降は脂肪になりやすい。逆に分泌が少ないのが午後3時頃で、このころおやつを食べても太りにくい。

 

本来寝る2~3時間前までに食べ終えることが望ましいとされています。

夜遅くにたくさん食べると、睡眠中も胃などの消化管が働き体温が下がらないため、眠りが浅くなり睡眠の質が下がるためです。

夕食が遅くなる場合の対策として、夕方空腹を感じる頃に少し間食をしておくことで、夜遅い時間の食べ過ぎを防ぐことができます。

たとえば、おにぎり、サンドイッチ、ロールパン、そば、果物、牛乳などを口にしておくとよいです。

このとき、菓子パンやスナック菓子といった脂肪が多いものを摂ると、夜遅い夕食に加えてエネルギーオーバーになりがちなので注意が必要です。

 

夕食が遅くなる時の食べ方

・低エネルギー、低脂肪の食品を選ぶ

・なるべく油は使わず、野菜を中心に食べる

・よく噛んで食べる

上記のことを意識して食べるだけでも、睡眠の質や体重にも影響が出ますので、

実践をしてみてはいかがでしょうか。

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