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若い世代で話題になっている≪炭水化物ダイエット≫

食事でお米を抜いている人も増えてきていますね。この夏はスッキリと身体のラインを出してビーチに行きたい!なんて意気込んでいる人もいるはず。

今回は、そんな話題の≪炭水化物ダイエット≫の効果について、ピックアップしていきましょう。

皆さんは≪炭水化物ダイエット≫を実践したことがありますか?“炭水化物ダイエット”とは、普段の食事から炭水化物を抜くことを意味します。
結論から言うと、≪炭水化物ダイエット≫は一時的なダイエット効果をもたらす。
といえます。※減量の効果や持続時間には個人差があります。

その理由は、
① エネルギー源が摂取できないため、中性脂肪を分解する
炭水化物は、身体にとってエネルギーとなる栄養素。その栄養素が食事から摂取されないと、中性脂肪を分解し、エネルギーに変える反応が起こります。
炭水化物は、水分量を多く含む栄養素であり、炭水化物を抜くと体内の水分量も減ります。
つまり脂肪を燃やして減量しているのではなく、身体の水分量が減った分体重が減り、
むくみが取れてスッキリするようになります。

② インスリンの分泌量の減少
炭水化物を摂取すると、血液中の糖が増えます。血液の中の糖を細胞の中に取り込み、
エネルギーに変えてくれるのがインスリンの役割です。
摂取する炭水化物の量を減らすことで、体内に蓄積されるエネルギー源(脂肪など)を減らせるため、一時的に脂肪が蓄積されにくくなります。

これまでは、≪炭水化物ダイエット≫の効果をお話ししましたが、都合の良い話には弊害もつきものです。

続いて≪炭水化物ダイエット≫の弊害についてお話します。

〇炭水化物=身体のエネルギー源
 このエネルギー源が身体からなくなると、人間は身体の働きを低下させます。
身体の動きはもちろん、そもそも脳から指令が出て身体は働くので、脳の働きも悪くなります。

主な影響は次のとおりです。
・集中力の低下
・イライラしやすくなる
・便秘になる
・血糖値が低下して身体に力が入らない、めまいなど
・太りやすい体質になる

このとおり、偏ったダイエットは健康被害も多く出ます。
炭水化物をゼロにするのではなく、量を減らしてみたり、減らした分タンパク質を多くとるようにしたりしましょう。

つまり≪炭水化物ダイエット≫は、短期的なダイエット効果はあるが、効果は長く続かないということになります。

一方向の知識は、信じてやってみたはいいものの、知らないうちに身体を痛めつけている場合があります。正しい知識を得て、健康に減量できる方法を一緒に考えていきましょう!!

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