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COLUMN

コラム

スポーツ障害による腰痛を抱えていませんか?

ゴルフや野球、テニスなど体を捻る動作を伴うスポーツにおいて、「腰が痛くなった」という経験をされた方も少なからずいらっしゃると思います。
筆者も学生時代は野球に打ち込み、社会人になってからゴルフも始めましたが、いずれも腰の痛みを感じる事がありました。
「腰を捻るスポーツだからどうしようもない…」と思っていましたが、ある日、体に関する記事を読み納得しました。

それは

「腰の骨(腰椎)の捻転可動域は5度しかない」

という記事です。

野球やゴルフなどでは指導される際に「もっと腰を捻って!」「もっと腰を使って!」と表現される方が自身の経験として多いように感じますが、たった5度しか捻れない腰椎を回そうとすると痛める事は当然ですよね。
ここでお伝えしておきたい事は、

「関節と脊椎(背骨)には2つの役割がある」事です。

①可動性(モビリティ)
②安定性(スタビリティ)

この「可動性」と「安定性」の役割は以下のように関節や脊椎で交互に存在しています。

①頚椎(首) → 安定性
②胸椎    → 可動性
③腰椎 → 安定性
④股関節 → 可動性
⑤膝関節 → 安定性
⑥足首 → 可動性

特に体を捻る動作では胸椎や股関節の可動性が大事ですが、柔軟性が低下すると本来安定させる役割を行うはずの腰椎が可動し、腰痛を伴ってしまいます。
本来の役割を発揮させる為には特に可動性の役割を行う関節や筋肉の柔軟性を向上させる事が大事です。

今回は胸椎の可動性向上ストレッチをご紹介します!

①四つん這いで右手は後頭部に置き、左手を胸の下で伸ばす
②左手は動かさず、目線は右肘を見続けながら、右肘を天井に向けるように体を捻る
③繰り返し15回程度行う
④終了後、反対側も行う。

※動作はゆっくり行いましょう。

ゴルフや野球などはオフシーズンに入るので、その間にストレッチをしっかり行ってスポーツ障害による腰痛予防に努めましょう!

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