4月も後半に入り、寒暖差が激しい日が続いていますね。
気温が高い日は、喉が渇くことが増えそれと同時に水分を摂る回数が増えると思いますが、気温が低い日は、あまり喉が渇かないため水分を摂る回数が自然と減っていませんか？

まず、私達の身体には水分がたくさん含まれており、成人男性は身体の約60％、
成人女性は約55％を占めています。
そして、体内の水分には役割があり、
　●酸素や栄養を身体中に運び、老廃物を外に出す
　●体内の水分を汗として出し、体温調節を行う
　●筋肉の維持（筋肉の約75％は水分！）　　　　　　　などがあげられます。

体内の水分は、汗だけでなく尿としても排出されます。年齢を重ねるとトイレの回数が
増えるため、水分を摂らないように（特に就寝前）している方も多くみられますが、
就寝時でも汗をかいており約500ｍｌ以上、多い時には約1リットル失われています。
体内の水分が減ってしまうことで、まずは喉の渇きを覚えそこから更に水分が
減ってしまうと、食欲不振や疲れ、めまい、頭痛などに繋がることも。

そうならないために意識して頂きたいのは、喉が渇いてから水分を一気に摂るのではなく、
喉が渇く前にこまめに水分を摂るということです！
喉が渇くということは、既に軽い脱水状態が始まっているというサインの表れです！
水分を摂る理想のタイミングは・・・。
⇒起床後、就寝前、運動前後や運動中、入浴前後　　とされています。
この7回のタイミング通りに水分補給をすることは難しいですが、1回でも意識して
水分補給をしていただけたらと思います。

飲み物も水分補給という点では、コーヒーなどカフェインが含まれるものだと
利尿作用が働き摂取量以上の水分が体内から出てしまうので、常温の水や白湯が
おすすめです！また、運動中は水と一緒にスポーツドリンクも飲むことも
おすすめします！

脱水は、年齢や季節関係なく起こります。まだ大丈夫だと思っても、身体は水分を
欲していることが多いので、こまめに水分を摂り脱水を起こさないよう
心掛けましょう！