COLUMN

暑かった夏が過ぎ、短い秋がやってきました。

昨今の感染症への心配もまだありますが、各所ではイベント等も開催され

活気の戻った日常のように感じています。

 

さて、暑さが落ち着き、心地よい空気・美味しいものが満載の秋ですね。

食欲の秋とよく言われるように、食欲の増してきた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

普段お話しているお客様の中には、夏には体重が落ちるんだけど秋から年末年始にかけて体重が増える、と言われる方も多々いらっしゃいます。

今年こそ、夏で落とした体重をキープして冬を迎えませんか？

実は気温の下がる時期こそ痩せやすい時期なんです。

今回は秋ダイエット…ではないですが、食欲の秋でも体重をコントロールできる方法についてお伝えします。

 

まず、食欲の秋と言われるのにはきちんと理由があります。

 

 

●夏に疲れた体を回復させるため

 

夏には暑さにより、食欲が減退したり胃腸の調子が悪くなったりしませんでしたか？

秋になり過ごしやすい気温になると、疲れた体を回復させる為、より栄養を吸収しようと食べ物を欲するようになります。

 

 

●冬を越すためにエネルギーを蓄えるため

 

人間も越冬する動物たちと同様、できるだけ脂肪を身体に蓄積しておこうという本能が働き、冬の前は食欲が増えると言われます。

 

 

●セロトニンの分泌量が減るため

 

セロトニン　というホルモンは満腹感や満足感を感じさせてくれるホルモンですが、不足すると食欲が増してしまいます。セロトニンは、日光を浴びることで分泌が促進されますが、秋になり日照時間が短くなるとセロトニン分泌が少なくなってしまいます。

 

 

きちんと理由があって食欲が増えますが、食欲と上手につきあっていくポイントを抑えて秋を過ごしましょう。

 

 

○秋の食材を上手に取り入れる

 

秋の食材は食物繊維が豊富です。かぼちゃ・さつまいも・ごぼう・きのこ類には食物繊維がたっぷり！主菜や副菜に意識して取り入れていきましょう。

食物繊維は糖の吸収を穏やかにし、血糖値の急上昇を抑えてくれる働きがあります。また、腸内に長くとどまるので腹持ちも良く、食べ過ぎ防止の役目もあります。

 

 

○噛む回数を増やし、普段よりゆっくりと食べる

 

満腹中枢はゆっくりと食べることで刺激され、食欲を抑える効果があります。

そしてよく噛むことは食欲を抑えるヒスタミンというホルモンが分泌され、腹八分目にしても満腹感を十分に得ることができます。

秋の味覚をゆっくり楽しんで食べましょう。♪

 

 

○秋の気候を味方にして運動習慣を取り入れる

 

色々と物事を始めるきっかけとなる秋。気候も良く運動を始めるのにもおすすめです！

昼食後ちょっと散歩がてらウォーキングに出かけてみてはいかがでしょうか。

 

 

 

食欲のコントロールさえうまくできれば、 秋はダイエットに最適な季節です。

 

秋の味覚は栄養が豊富で、特に美味しく感じられます。適度に食べれば決して太ることはないのはもちろん、 逆に体の代謝を高め、強い味方になるものばかりです。

 

是非、秋の味覚を楽しみつつ、体重コントロールに繋げましょう。