食べ過ぎを防ぐには
食欲の秋というように、秋の味覚が美味しい季節になってきましたね。
栄養指導の現場では、「つい、秋から冬にかけて食べ過ぎて太ってしまうんだよね」
「この時期に痩せるのは難しいよ」といった声をいただきます。
確かに、食べ物が溢れている現代では、いつでも、どこでも、なんでも食べることができるため、
誰でも食べ過ぎになりやすいです。
さらに、脂っこいものや、甘いもの、しょっぱいものは美味しいと感じやすく、
食べることは手軽なストレス解消にもなりますね。
そのため、減量のためには、食べ過ぎになりやすいパターンを知ることが大切です。
管理栄養士の栄養指導でも活用されている、食べ方を改善する方法を2つご紹介します。
■食べたくなる刺激を減らす方法
例)
・食べる分を自分の器に盛り切る(1食の上限を決める)
・食べ物は目につくところから隠す(戸棚に隠す、箱にしまう)
・ストックを減らす(大袋や定期便は頼まない)
・なるべく手のかかる食べ物を選ぶ(皮付きの果物、殻付きの落花生など)
・満腹な時に買い物に行く(帰宅時にはコンビニ等に寄らない)
・食事が済んだら歯を磨く
■食べたい衝動を抑える方法
例)
・食べたくなったら、3分我慢する
・自分の好きなことをする(出かける、散歩、畑仕事、読書など)
・計画的にしっかり食事をとる(絶食時間を長くし過ぎない)
・本当の空腹か、衝動的な食欲か見分ける
いかがだったでしょうか。
少し意識すると今からでも出来そうなことばかりだと思いませんか。
「年明けはスッキリした自分で迎えたい」
そんな方はこれから約3ヶ月、これらを生活の中で意識していきましょう。