酢のちから
最近、よく酢が身体にいいと聞きませんか?
血圧が下がる、内臓脂肪が低下する、食後の血糖値上昇を抑えるなど
いろいろな話を耳にすることがあると思います。
今回は酢の持っている効果について、お話していきたいと思います。
血圧を下げる効果
お酢に含まれる酢酸が高血圧の人には血圧低下効果があることがわかっています。
※正常値の人が摂取しつづけても、下がることはありません。
内臓脂肪が低下する効果
お酢に含まれるアミノ酸が脂肪燃焼をサポートし、内臓脂肪を減少させます。
食後の血糖値上昇を抑える効果
お酢に含まれる酢酸が胃から吸収器官である小腸への移行を
ゆるやかにするため血糖値上昇が抑えられます。
上記のようにお酢の効果は多岐にわたっており、飲むことへの期待感は高いですね。
ではどのように飲む必要があるのか。飲むタイミング、量について説明します。
タイミングは「食事中」「食事後」が理想とされています。
これは食事前にお酢を飲んでしまうと、お酢の“唾液の分泌を促進する働き”が作用して、
食欲が増進し、食事量が増えるおそれがあるのです。
このことからも、食事中、食事後が推奨されています。
飲む量ですが、1日15ml(大さじ1)程度を飲むことが推奨されています。
お酢は酸性の液体であるため、そのまま飲むと胃や喉を痛めるおそれがあります。
お酢を飲み物として飲む場合は、水やお湯、ソーダ、牛乳等、他の飲み物で
割り薄めてから飲むとよいでしょう。
また、量もですが、毎日継続して飲むことがとても大切です。
血圧や内臓脂肪など下がっていた数値も飲むのをやめると数週間後には
ゆるやかに元の数値に戻るという結果もあります。
みなさんも普段の食事にプラスして身体の健康づくりをしてみませんか?