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知っておきたい高血圧について

年齢を重ねると同時に少しずつ上がる血圧。
特に高血圧についてテレビや広告などで取り上げられていますが、あまり高血圧について、血圧についてご存じではない方もおられると思います。

まず、血圧について簡単に説明すると
人間の体を流れている血液は心臓のポンプ機能によって送り出され、その血液は
細胞に酸素と栄養素を届けるために全身を巡っています。
血圧とは、心臓から血液が血管の内側を押す力の事を言います。
また、血圧数値の「上」は最高血圧(収縮期血圧)
        「下」は最低血圧(拡張期血圧)のことを指しています。

そして、なぜ血圧が上がるのかというと
年齢を重ねると共に血管の弾力性が失われてしまい(動脈硬化)、血液の流れが
悪くなってしまうことで血圧が上がってしまいます。
年齢だけではなく環境や時間帯、ストレスや体調などにもよって数値が変わるため、
変動しやすいです。
血圧が上がりすぎると、血管が傷ついてしまい心不全や脳卒中などの危険性が
心配されます。

高血圧の標準値は家庭内血圧だと135/80、診察室血圧だと140/90なので、
この基準値より高いと高血圧ということになります。
反対に、低血圧の基準値は家庭内血圧だと115/75、診察室血圧だと
120/80とされているので、ご自身の血圧を確認してみましょう!

高血圧と診断された場合、薬を飲んで血圧を下げることがありますが、
それだけでなく普段の生活習慣の見直しをすることでも下げる事が可能です。
高血圧の9割近くは、生活習慣の乱れが影響していると言われています。
健康診断などで高血圧と診断される方のほとんどは、本能性高血圧という
原因が明らかになっていないタイプだと考えられます。
はっきりとした原因は明らかになってはいませんが、遺伝的要因や
環境的要因(生活習慣の乱れ)加齢といったことが考えられます。

自分の生活習慣の乱れを一気に直すことは難しいですし、なかなか続きません。
少しずつ出来る事をコツコツと続けることで、時間は空くかもしれませんが結果として
現れるので、まずは自分の生活習慣を見直しで改善し高血圧を改善していきましょう!

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