災害時に備えましょう。「エコノミークラス症候群」ってなに?
9月も終わり、今年も残すこと3ヶ月となりました。
今年は、1月の能登半島地震、台風10号、能登半島豪雨など各地で災害が多いですね。
災害時に増える「エコノミークラス症候群」聞いたことがありますか??
エコノミークラス症候群とは、長時間同じ姿勢を続けることで足の静脈に血栓ができ、それが血流に乗り肺動脈に達して起こる症状です。
食事や水分を十分に取らない状態で、車などの狭い座席に長時間座っていて足を動かさないと、血行不良が起こり血液が固まりやすくなります。その結果、血の固まり(血栓)が血管の中を流れ、肺に詰まって肺塞栓などを誘発する恐れがあります。
そして、歩き出した途端、下肢の血流が良くなり、足にできた血栓が流れて飛んでいき、肺で詰まってしまい、急激に呼吸苦、血圧低下、ショック状態となるのです。
災害時に増えるのは,車中泊でせまい座席で長時間動かなかったり,避難所でずっと座りっぱなし,寝っぱなしなどの原因で下肢の血流が悪くなり,ドロっとかたまりやすくなった結果,血栓が出来上がりやすいのです。
≪エコノミークラス症候群を予防するためには≫
●軽いストレッチ(ふくらはぎストレッチ)
●水分補給
●弾性ストッキングを着用する
災害時だけでなく、長時間の移動でも危険は高まります。
また、日ごろの生活習慣も関係してくるため、定期的に身体を動かしていきましょう!