COLUMN

春は自律神経の乱れやすい時期。
気温や気圧の著しい変化、環境の変化によるストレス、
さまざまなことが降りかかる毎日に、身体も心もつかれていませんか。
筆者も数年前から自律神経の乱れによる不調を感じています。
ストレスや疲れによる呼吸のしづらさや、頭痛・気持ち悪さで一週間寝込んだこともあります。
同じ悩みをもつ人も少なくないのではと思います。
そんな症状とうまく付き合っていくために、今回は自律神経の整え方についてお話します。

自律神経は脳から背骨に通う脊髄を通って、さまざまな器官へ繋がっています。
自律神経のはたらきは、自分の意志とは関係のない、呼吸・循環・消化・生殖・排泄など
生命の維持にかかせない機能をコントロールしています。
つまり、背骨を整えることは、自律神経を整えることに繋がるのです。

人間は、歳をとるにつれ、背骨の柔軟性を失っていきます。
動きが悪くなることに加え、ストレスの多い日常。調子が整わないことにも理由があります。

まずは両膝を抱えてまぁるくなってみましょう。
両膝に額がつくでしょうか。
身体の柔軟性を失い、さらに忙しくて運動不足…なんてことになると、
使わなくなった筋肉はどんどん硬くなっていきます。

筋肉が硬くなると血流が悪くなり、酸素や老廃物、脂肪など循環が悪くなり、身体の中に滞るようになります。
（ちなみに筋肉の硬い人は、のちに血圧の上昇にもつながる場合があり、動脈効果を促進します。）
これが不調の原因になる場合も。

まずは胸を張り、おおきく深呼吸しましょう。
疲れやストレスにより姿勢が悪くなり、肋骨が縮こまることによって肺に酸素が入らなくなります。
（詳しいことは、SKSSインストラクターのレッスンで運動を一緒に学びましょう！）

そして自身に合った有酸素運動で、体内に酸素と血液を巡らせます。
ウォーキングでも、時間がとれないのであればちょっとしたところへ歩く意識を持つだけでもOK！
（エレベーターではなく階段を使う。お昼休憩に5分散歩する。 など）

これから始まる新生活。元気に明るくスタートするためにも、身体を整えて健康を維持していきましょう。