女性の健康課題
近年、女性活躍という言葉をよく耳にするようになりました。
私自身も地方で働く女性の一人として、キャリアとプライベートの両立をめざし日々奮闘しています。
国の政策(2016年:女性の活躍推進法施工)にもあるように、女性の社会進出が進み“女性の健康課題”が注目されるようになりました。
女性の中で様々な不調を抱えながら働く人は7割を超えると言われています。
何も言わない、言えないだけで我慢しながら働いている方が身近にいるかもしれません。
例えば、月経の数でいうと以前は生涯で50回程度だったものが、現代は450~500回と10倍近くに増えています。その分、負荷が多くトラブルも増えてきます。
「どう対処していいのかわからない」「生理休暇があるけれど使いづらい」など、そんな方も多いのではないでしょうか。
日本のヘルスリテラシーは欧米と比べて低いとデータが出ています。
国によって社会保障の違いなどもあると思いますが(医療にお金がかかるから予防意識が高いなど)、ヘルスリテラシーを上げることが自身の選択肢を増やすことに繋がります。
女性特有の健康課題を女性だけのものにせず、皆で向き合うことでより良い社会になるのではと思います。
忙しく過ごしていると自分のことは「後回し」にしがちですが、少しでも女性が心穏やかに過ごせる時間が増えるよう、私自身も活動していきたいと思っています。