トレーニングと飲酒の関係性
夏場に入り、お酒がすすむ時期に入りましたね。
新型コロナウイルスが再拡大の傾向にあり、飲み会こそ少ないかもしれませんが、仕事終わりや運動終わりの夜にお酒が飲みたくなるという方も多いと思います。
今回は「トレーニングと飲酒の関係性」というテーマでお伝えさせて頂こうと思いますが、皆さんはトレーニングを行った日にアルコール飲料を飲んでいませんか?
実はトレーニングを行った日にアルコールを摂取すると、筋肉付与率が「3割程度減少する」という研究結果があります。
私自身、20歳になってから大学の部活動を終えた後や、就職後もジムでのトレーニングを行った後にビールをよく飲んでいましたが、筋肉付与率低下の話を某有名企業インストラクターの講演会で初めて耳にした時は衝撃が走りました。
アルコール摂取による筋肉付与率低下の要因は2点あります。
①タンパク質合成が邪魔される
トレーニング後、数時間かけて筋肉が大きくなる為にタンパク質が合成されますが、アルコールが合成を邪魔すると言われています。
②女性ホルモンの増加
またトレーニングを行うと男性ホルモンである「テストステロン」の分泌が促進され筋肉の成長を助けますが、アルコールを摂取するとテストステロンの分泌が抑制され女性ホルモンが分泌される為、筋肉の付与率が低下します。
ちなみに「少し飲むくらいなら大丈夫」と思われがちですが、少量でも付与率低下が起こると言われています。
トレーニング翌日であれば問題ありませんが、当日はアルコールをなるべく我慢しましょう!