アルコール摂取量の目安ってどのくらい?
年末に差し掛かり、忘年会シーズンになりました。
年始にかけて実家へ行く、帰省する人と会う、地区の新年会と今後お酒を飲む機会が増える方が多いと思います。
暴飲暴食が体に負担がかかるのは勿論ですが、1日のアルコール摂取量の目安をご存知ですか?
※以下、厚労省HPから引用。
通常のアルコール代謝能を有する日本人においては「節度ある適度な飲酒」として、1日平均純アルコールで約20g程度である旨の知識を普及する。
なお、この「節度ある適度な飲酒」としては、次のことに留意する必要がある。
1) 女性は男性よりも少ない量が適当である
2) 少量の飲酒で顔面紅潮を来す等アルコール代謝能力の低い者では通常の代謝能を有する人よりも少ない量が適当である
3) 65歳以上の高齢者においては、より少量の飲酒が適当である
4) アルコール依存症者においては適切な支援のもとに完全断酒が必要である
5) 飲酒習慣のない人に対してこの量の飲酒を推奨するものではない
※以下、公財アルコール健康医学協会を参考。
アルコール摂取量の基準とされるお酒の1単位とは、純アルコールに換算して20gです。
この1単位を各種アルコール飲料に換算すると以下の通りになります。
ビール(5%) → 中びん1本(500ml)
日本酒(15%) → 1合(180ml)
焼酎(25%) → 0.6合(約110ml)
ウイスキー(43%) → ダブル1杯(60ml)
ワイン(14%) → 1/4本(約180ml)
缶チューハイ(5%) → ロング缶1缶(500ml)
私は以前、毎晩のように缶ビールを飲んでいました。
しかし自分に負けて1杯で終われず計2〜3缶、または缶ビールの後に缶チューハイを2缶程度飲んでいました。
もちろん体重増加や腹囲が大きくなり、健康指導に携わる者がこれでは良くないと自宅での飲酒は控えました。
なかなか少量で終われないのがアルコールの怖いところですが、適量を維持すれば長寿に関わる研究報告もあります。
普段からアルコール摂取する方は、より摂取量に気をつけましょう。