「自分の時間、どこ忘れた?」

「自分のための時間」を、どこに忘れてきてしまったのだろう――。
スポーツ庁の最新調査で、30代・40代女性の体力低下とスポーツ離れが浮き彫りになりました。仕事に家事、育児と、毎日を全力で駆け抜けるこの世代。「運動する時間も、心の余裕もない!」というのが本音ではないでしょうか。
この数字の背景にあるのは、個人の怠け心などではなく、彼女たちが背負わされている「仕事・家事・育児の三重負担(トリプルバーデン)」という構造的な限界です。
過去20年で共働き世帯が急増し、フルタイムで働き続ける女性が増えた一方、家庭内の負担はいまだに女性の肩に重くのしかかったままです。分刻みの過酷なルーティンの中で、スポーツを楽しむ時間を捻り出すのは至難の業。彼女たちは決して怠けているのではなく、運動するための「時間的・精神的な余白」を社会と家庭に奪われてしまっているのです。
しかし、体力の低下は将来の健康リスクに直結します。まとまった時間が取れなくても大丈夫。まずは1日10分、自宅でできる「すきまトレ」から始めてみませんか?
🕒 自宅でできる!おすすめ簡単メニュー
• ふくらはぎストレッチ
壁に手をついて片足を後ろに引き、ふくらはぎを気持ちよく伸ばします。冷えやむくみの解消に効果的です。
• カーフレイズ(背伸び運動)
足を肩幅に開き、かかとの上げ下げを繰り返します。キッチンでの立ち仕事や、歯磨き中の「ながら運動」に最適です。
• 10分のウォーキング or 踏み台昇降
自宅周辺を少し歩くか、自宅の階段や段差を使ってリズミカルに昇り降り。これだけで立派な有酸素運動になります。
ハードな筋トレは必要ありません。まずは日々の暮らしの中に、小さな「余白」を作っていくことからスタートしましょう。